【倒産】エタラビ運営会社(グロワールブリエ東京)破産と救済・優遇措置の情報

 
脱毛サロン

エターナルラビリンスの運営会社である「株式会社グロワール・ブリエ東京」は2017年4月5日東京地方裁判所に申立てを行い破産手続きに入りました。

エタラビの返金対応は実質的に無理な状態

Q7.施術を受けられないなら、契約の解約をしたい。解約すれば既に支払った代金は返ってくるのか。

A7.契約に基づく中途解約(この場合、違約金が発生します。)は可能です。また、GB社及びMP社が破産して既に施術をできないことが確定している以上、債務不履行に基づく解除をすることも可能です。解約または解除を希望される場合には、次のメールアドレス(info@gbmp-toiawase.com)に住所、氏名、電話番号、会員番号、契約店舗をご記入の上、ご連絡ください。
 もっとも、解約または解除の結果、顧客の皆様はGB社またはMP社に対して既に支払った代金を返還するよう請求する権利を取得することになりますが、現在両社には見るべき資産はほとんどなく、一般債権者への配当は極めて困難な見通しです。したがって、契約を解約または解除したとしても、実際に返金を受けることはたとえ一部であっても極めて困難です。

返金申請してもグロワール・ブリエに返済能力が既にない状態なので未施術分の返金は困難であるとのこと。

まったく酷い話です・・・。

JEM提供の優遇措置について(ミュゼ社による救済措置)

JEM(一般社団法人日本エステティック経営者会)にて、今回のエタラビとラットタットの運営会社の破産手続きに伴い、一定の条件を満たす利用者に対して優遇措置を取るそうです。

JEMの優遇措置について(PDF)

現状では返金してもらうことは非常に困難な状況と思われますので、エタラビ会員の方でミュゼに契約を切り替えていない会員についてはミュゼの優遇措置を受ける方向で考えた方がよいかもしれません。

救済内容

GB 又は MP との役務提供契約の支払方法について現金・クレジットカード・信販契約を利用し、施術代金の全額を支払済の既存顧客については、残役務(合計約 11 億円(※))に対して 35%を乗じた価格で顧客に購入いただくことで、役務提供を継続いたします。

また、GB 又は MP との役務提供契約の支払方法について信販契約を利用し、かつ当該信販契約の残債務を有する既存顧客については、ミュゼ社が各信販会社より当該既存顧客の残債務(合計約 31 億円)に対して約35%を乗じた額の支援金の提供を受け、当該既存顧客においては各信販会社に対する残債務の支払を継続することで、ミュゼ社から当該既存顧客に対して残役務分に関する追加代金を請求することなく役務提供を継続いたします。 (※)残役務額については、本件検討時に入手した決算報告書に基づく数値であり、当社の会計監査を受けたものではありません。

引用: https://rvh.jp/images/2017/04/20170406.pdf

施術代金の全額を支払い済みの既存顧客については、まだ施術を受けていない分の金額に約35%を乗じた額を追加で支払うことで残りの回数分の脱毛が可能。

信販会社でのローン支払いが継続中の顧客は、追加代金を払わなくても継続して脱毛可能。といった内容です。

エタラビの救済措置による施術はミュゼの新ブランド「コロリー(coloree)」で実施

3.今後の見通し

今後、ミュゼ社は新ブランドである「Colorée(コロリー)」にて、上述の JEM が定める役務提供支援を実施し、GB グループの既存顧客の被害低減に努めるとともに、同ブランドにおける新規契約の獲得を推進し、安定的な収益確保による円滑な事業運営を実施してまいります。

引用: https://rvh.jp/images/2017/04/20170406.pdf

とありますので、救済措置を受ける方はミュゼ店舗ではなく、4月15日からオープンする新ブランド「コロリー(coloree)」の店舗で受け入れるということのようです。

優遇措置については専用ダイヤル(0120-202-042)がありますので、そちらに電話して詳細について確認することができます。

【優遇措置1】

クレジットカード、現金、信販契約で代金全額をお支払済みの方

GB 社、MP 社とのご契約における残回数分のお手入れについて、1回あたり定価(定価 エタラビ 28,500 円(税込)、ラットタット 20,400 円(税抜))の<35%の費用(税抜)>をお支払いいただくことで、継続して美容脱毛サービスをお受けいただけるプランとなります。

引用:JEM優遇措置(PDF)

支払い済みの方の場合、追加料金(1回あたり定価28,500円の35%=9,975円)を負担することで継続して施術可能とのことです。

例えば残り3回分残っている場合、9,975円×3回=29,925円を追加で払って新ブランド「コロリー」で3回分の継続ができるわけですね。

全身3回を3万円弱でできるサロンはありませんから、返金が望めない以上、この救済措置を受けた方がまだマシと考えられるかですね・・・。

実際にはエタラビのシステムと同様に全身1回を4回の来店に分けるので、追加支払いが発生する方は1来店毎に2,309円+税(=税込2,493円)ずつ支払うということのようです。

【優遇措置2】

信販契約ご利用、現在お支払中で、株式会社日本プラム、株式会社ダブルラックとご契約の方

こちらのお客様は、何らの負担なく、今後も信販会社のお支払を続けていただくことで、 サービス提供の継続が可能です。これまで通りお通いください。

引用:JEM優遇措置(PDF)

信販会社 日本プラムおよびダブルラックによるローンを組んで支払い途中の方の場合は特に負担なく継続可能。CBSフィナンシャルサービス株式会社とご契約の方の場合はCBSフィナンシャルサービスのカスタマーセンター(電話:0120-383-060)に連絡して今後の対応の相談が必要とのこと。

上記の優遇措置のお申し込み方法

優遇措置を受けたい場合は、株式会社ミュゼプラチナムへ以下の手順で申し込みが必要となります。

1. 優遇措置お申込み専用ダイヤル(0120-202-042)に電話して、優遇措置のお申込み手続き予約をお願いする。

2. 予約の日時に来店。お申込みにかかる各事項に了承し手続きを行う。

必要書類:印鑑、身分証明書

優遇措置に関するお問い合わせ先

優遇措置に関する専用ダイヤル: 0120-202-042
(受付時間 10:00~19:00)

分割払いの支払いは自動的に止まるわけではないのでご注意

エタラビが倒産してもローンやクレカの分割払いの支払いが自動的に止まるわけではありません。

優遇措置を受ける場合には、まず優遇措置の申し込み時に現在の支払い中のローンについてどう対応すべきか確認しておきましょう。

優遇措置を受けない場合で支払い途中の方は、ご自身が契約しているカード会社や信販会社に連絡して支払停止が必要になります。

抗弁書を提出するにしても、一度電話で連絡しておくほうがスムーズですので支払いで使っている信販会社やクレジットカード会社に電話連絡して対応について協議するのがよいでしょう。

参考

参考情報

※追加の情報があった際には当ページを更新いたします。


エタラビ業務停止について - 2016年8月24日

エタラビは2016年8月24日、消費者庁より9ヶ月間の業務停止命令を受けました。

特定商取引法違反の特定継続的役務提供事業者に対する業務停止命令(9か月)及び指示について
(業務停止期間:2016年8月25日から2017年5月24日まで)

エタラビでの新規契約はできませんので、当ページからもエタラビへのリンクを撤去しております。

※以下の情報は営業していた時代の古い情報になります。

エタラビの脱毛システムは独特。他のサロンとの違いを知らないと後悔することに・・・

「全身脱毛したい!」と思ったときに一番の心配事は料金ではないでしょうか?

料金は確かに脱毛サロン選びの重要な検討ポイントです。 ただ、料金だけで選んでも「こんなはずじゃなかった」という後悔の原因になります。

エタラビの脱毛システムは独特なので、合う人合わない人がハッキリとするサロンです。

デメリットが許容できて、メリットに魅力を感じるのであれば良いサロンですが、合わない人にとってはイマイチという評価に二分されてしまいます。

詳しく説明していきますので、サロン選びの参考にしていただけますと幸いです。

エタラビの独特なシステムについて

エタラビの月額9,500円『真360°脱毛』は厳密にいうと「月額制プラン」ではないことに注意

エタラビの月額9,500円と広告に表記されている『真360°脱毛』プランは「月額9,500円」と書かれていますので、フィットネスジムの月会費のように毎月通おうが通うまいが毎月9,500円が口座引き落としされて退会したら引き落としも止まるというイメージを持たれているかもしれません。

実はエタラビの広告に書かれている「月額9,500円」というのは、単にコース契約金額の総額を月あたりに換算したら月額9,500円という意味であって、脱毛ラボやキレイモの月額制コースのような「いつでも辞められるプラン」とは全く異なるものなのです。

エタラビには脱毛ラボやキレイモのような、回数を決めずに契約して退会するまで毎月引き落としされていくような月額コースはありません。

したがいまして、「手持ちのお金があまりないから月額制コースのある脱毛サロンがいいかな」と考えている方には向かないです。

月1万円程度なら払えるけど、何十万も用意できないという場合は、キレイモ脱毛ラボであればイメージ通りの月額制プランがありますのでそちらをオススメします。

エタラビ『真360°脱毛』の料金システム

エタラビで契約するときは、最初に脱毛回数を決めます。

エタラビでは3ヶ月間で4回来店して全身脱毛1回分を消化するシステムになっています。

「9,500円×3ヶ月=28,500円」が全身1回分と換算できます。

契約回数 期間 基本料金(※割引分を考慮しない場合)
4回コース 12ヶ月 11万4,000円(税込)
6回コース 18ヶ月 17万1,000円(税込)
12回コース 36ヶ月 34万2,000円(税込)
18回コース 54ヶ月 51万3,000円(税込)

上記の基本料金から割引分を差し引いて、さらに分割払いの場合は金利手数料が加算されます。

今月であればキャンペーンで初月から4ヶ月間無料なので、上記の料金から9,500円×4ヶ月分=38,000円を引いた金額が一括払いで支払う場合の料金総額になります。

分割払いはクレカで一括で切って後で自分でリボ払いにする方法と、店舗のショッピングローンを利用する方法があります。ただどちらも年利15~18%くらいの金利がかかってしまいますので、基本的にはエタラビを選ぶ場合は一括払い前提で考えた方がよいでしょう。

分割支払い前提ならキレイモや脱毛ラボの月額制プランを利用するか、金利手数料のかからないシースリーを選ぶ方が料金的にはお得です。

エタラビ18回コースともなれば、ローンですと金利手数料だけで10万円近く上乗せになりますので結構もったいないです。

エタラビの予約システムも独特なルール

エタラビは毎月15日以降になると翌月分の予約が取れるという独特な予約システムとなっています。

2ヶ月先以降の予約はとれません。

来店の日付が15日以降であれば、次回の予約は帰りに翌月分の空き状況を教えてもらいながら取れますが、1~14日の来店の場合は次回の予約はその場では取れません。

なので次回の予約は基本的に電話で取るのが基本になります。

2016年4月現在、初回カウンセリング以外ではWeb予約に対応してないので、店舗の営業時間内に電話できない方にとってはネックになります。

また、15日の営業開始時間くらいに予約の電話が殺到するので、電話は繋がりにくくなります。

ただ、そこで頑張って次月分の予約を取らないと土日や平日夕方以降についてはすぐに予約が埋まってしまいます。

新しくオープンした店舗とかであれば予約も取りやすいですが、首都圏とかはお昼間に通えない方は予約を取りにくいと認識しておいた方がよいでしょう。

「平日の日中は働いていて通えない」という方の場合は、キレイモやヴィトゥレなど予約が比較的取りやすいサロンを選んだ方がよいかもしれません。

  • キレイモ (24時間ネット予約対応で予約も取りやすい方です)
  • ヴィトゥレ (予約は割と取りやすい部類。接客の良さで定評あり)

エタラビが他のサロンよりも優れている点

エタラビで脱毛するメリットのなかでも大きいのは以下の3つです。

ポイント1

VIO以外はシェービングサービス無料

エタラビに限らず、脱毛サロンに通う前日か当日に脱毛する部位の毛はカミソリや電気シェーバーで予め剃っていかないといけません。

ミュゼは背中など一部の自分でのシェービングが難しい部位のみ無料シェービングがあり、脱毛ラボはシェービングは全ての部位有料(1回1000~1500円)です。

エタラビではVIOだけは衛生上の観点から自分でシェービングしないといけないですが、VIO以外の部位であれば剃り残しがあっても店舗側で無料でシェービングしてくれます。

意外とシェービングしてくれる脱毛サロンは少なく、剃り残しがあると折角予約を取ったのに施術してくれない脱毛サロンが多いなか、エタラビの無料シェービングサービスは他のサロンと比べた大きな優位点です。
ポイント2

期限がない「回数保証」なので当日キャンセルも含め、契約した回数分のサービスは必ず受けられる

多くのサロンでは当日キャンセルは回数1回分消化扱いにされたり、数千円のキャンセル料がかかります。

エタラビでは最初に6回とか12回というように回数契約をするのですが、この回数は期限やキャンセルなどによらず保証されています。当日キャンセルや無断キャンセル(本来は無断すっぽかしは絶対ダメですよ!)をしても回数が消化されてしまって大損ということはありません。

生理などで急にキャンセルせざるを得ないときや、妊娠などで長期間通えなくても契約した回数分は保証されている点は安心です。

ちなみにキレイモや脱毛ラボ(普通コース)は6回コースで2年保証なので、2年間で6回分通いきらないといけません。エタラビの場合はいつまでに通わないといけないという制限がないのがメリットです。

ポイント3

予約キャンセルしても何ヶ月も予約が取れないということにならない

多くのサロンでは来店したときの帰り際に次回の予約を取ります。 毛周期的に次回は3~4ヶ月後の予約になりますので、結構適当な日で予約日を決めるしかありませんよね。

なのでいざ3ヶ月経過してみて外せない予定が入ってしまったり、生理が来てしまってキャンセルせざるを得ないということも良くあることです。

このときに次回の予約の空きも3ヶ月くらい先まで予約が既に埋まっているわけなので、なかなか次の脱毛ができないということがあります。

エタラビの場合は2ヶ月先以降の予約は取ることができない独特な予約システムを採用しています。

エタラビでは15日以降に次月分の予約が可能になるというシステムなので、2ヶ月先とかの予約を押さえることが誰もできません。

したがいまして、予約キャンセルしても次の予約が3ヶ月先になってしまうということはないのです。

エタラビの「ここが改善されればなぁ・・・」

エタラビにしかない優位点も色々あるので、そういうメリットに魅力を感じる方にとっては良いサロンだと思いますが、私個人の感想としてここがこう改善されればもっと良くなるのになぁ、と思う点もあります。

Web予約に対応していない

対応予定なのかもしれませんが、現在(2016年4月)のところ次回の予約を取るときにスマホやパソコンなどWeb予約に対応していません。

Web予約に対応していないということは、エタラビの営業時間内に電話するしかないわけで、日中仕事している方の場合は仕事中に私用の電話ができない場合もあるでしょうから使い勝手としては良くありません。

キレイモや銀座カラー、シースリー、ミュゼプラチナムについては基本的に24時間いつでもスマホから予約を入れたり変更したりキャンセルしたりできて非常に便利なので、エタラビもWeb予約に対応してほしいところです。

(参考)Web予約に対応している脱毛サロン

予約が取りにくい店舗が多い

毎月15日に翌月分の予約を一斉に受け付けるシステム上、15日に頑張って予約の電話をしないと希望する日時で予約が取りにくいということになります。

17日くらいになると、夕方以降や土日は予約の空きが無くなる店舗が多いです。

新規店舗が近くにできた場合は、そういう店舗は予約が非常に取りやすいので狙い目ですが、そうでない場合は平日のお昼間の時間帯に通えない人にとっては予約が取りにくく、なかなか回数消化できないので改善して欲しい点であります。

1回の来店で全身26部位すべてを脱毛できないので頻繁に通わないといけないのが大変

エタラビは全身を4分割して4回の来店でようやく全身1周が脱毛できるシステムです。

なので全身1回脱毛するのに4回も予約を取って来店しないといけないわけです。

この分割脱毛システムは1回の来店で30分程度で終わるというメリットもあるのですが、頻繁に通いたくない人にとってはネックになります。

キレイモや脱毛ラボ、銀座カラー、ミュゼプラチナム、TBCなど多くのサロンでは6回コースなどのパック契約であれば1回の来店で全身すべてを一度に脱毛してくれるプランもあります。

エタラビにもこういった一括で全身を脱毛できる契約プランがあると何度も通いたくない人にとっては良いのになと思います。

脱毛完了までの期間が長い

エタラビは同一部位は年間4回までなので、脱毛完了までに18回必要として4年以上も掛かってしまいます。(参考記事:全身脱毛の回数(6回/12回/18回)何回コースを選べばよい?

脱毛ラボのスピードコースは1年間で12回脱毛できますし、キレイモでも年間8回脱毛できます。

こういったサロンと比べるとどうしても脱毛完了までにかかる期間は長くなってしまいます。

(参考)1年間に施術可能な回数(多い順)
脱毛サロン 年間に脱毛できる回数
脱毛ラボ ◆スピードコース
年12回まで
◆普通コース
年6回まで
◆ゆったりコース
年3回まで
キレイモ 年6回まで
エタラビ 年4回まで
シースリー 年4回まで
ヴィトゥレ 年4回まで

エタラビ公式キャンペーン情報はこちら

※業務停止処分中のため、エタラビへのリンクは撤去しております。